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ウニの話

皆さん、ウニは好きですか?
日本人は寿司ネタでウニは人気ですよね。
そのため、栽培漁業も行っていますが、自国の生産のみでは間に合わず多くの国から輸入しています。

日本の近海には150種類以上のウニが存在しますが、食用となるのは主にエゾバウ二や
キタムラサキウニ(北海道・東北産)それより南のバフンウニなど6種類ほどです。

ウ二は漢字で「海胆」や「雲丹」と表記しますが、食用前は「海胆」(又は多くの種が全身
に棘をもち栗のイガに似ていることから「海栗」とも)と表記します。
食用に加工されると「雲丹」と表記されます。

ウニはウニ網に属する棘皮動物で、海底基盤の上に住み主に藻類を食べて生きています。
一般的に球形の殻の上に多数の棘が生えていて、下側の真ん中(海底に面した)側に
口と歯があり、反対の上側真ん中に肛門があります。

ウニには目や耳、舌はありません。
殻の中は体液の詰まった広い空間となっていて、その中に消化管と生殖巣が入っています。
この生殖巣が食用となります。

ウニの寿命は7年~15年といわれていますが、100年以上も生きるウニも存在するといわれています。