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世界で最初に学名がついた恐竜

世界で最初に「発表」された(=学名がついた)恐竜は何という名前でしょう?
世界で最初に発見されたのはイグアノドンですが、
学名がついたのはイグアノドンではありません。

最初に学名がついた恐竜は、「メガロサウルス」という名前の恐竜です。
実は、この恐竜の骨は、発表するかな~り前に見つかってはいたものの
ゾウの骨だとか、人間の骨の一部だと長い間考えられてきたので、
恐竜の骨だと認識されるまでに時間がかかったのです。

ですが、1818年、恐竜学で有名な学者キュビエとバックランドという人物によって
この骨が恐竜の骨だということがわかりました。

それから6年たった1824年、ようやく「メガロサウルス(=大きなトカゲ)」という名前が誕生したのです。
メガロサウルスは、ジュラ紀中期から後期にかけてイギリスやフランスに生息した肉食の獣脚類です。