イグアノドンを発見したギオテン・マンテルは靴屋の息子として生まれ、イギリスの
医者として活躍し、かつ大変な古生物マニアでもあるといった人物でした。
マンテルは、実はイグアノドンの体つきを想像したとき70mはあると推測していたようです。
が、1878年に、ベルギーの炭鉱から多くのイグアノドンの全身骨格が発見されたことから、
全身の大きさが正確にわかるようになりました。
もちろん70mなんてありません。
研究の結果、現在はおよそ6~10mとされています。
いずれにしても、マンテルのイグアノドン発見によって、古代に大きな爬虫類
「恐竜」が存在したことに気づくきっかけになったのです。
ちなみに、現生のイグアナと、イグアノドンの間に関係はないようです。