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琥珀の利用法

琥珀は色が綺麗、軽い、柔らかいといった理由から、ペンダントや指輪、
ネックレスなど宝石装飾品として昔から人々に利用されてきました。

虫入り琥珀(Amber)

北海道で出土した琥珀の玉は約2万年前のもので、
アジア最古の出土例として有名です。

人類が最初に利用した宝石が琥珀ではないかともされています。

琥珀は、文字を使用する前の時代(先史時代)には、外敵をまもる
目的で身につける魔除けの装身具として利用されていました。

中世にはキリスト教の数珠にあたるロザリオや、
祭壇の装飾にも頻繁に使われていました。

日常的なものとしては、サイコロや羽ペンホルダー、パイプの柄
やカップ、ゲーム盤などにも多岐に渡って利用されたようです。

琥珀のチェス駒なんて、とても贅沢な感じですね。