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中生代 恐竜

史上最大級の竜脚類アルゼンチノサウルス

アルゼンチノサウルスはこれまで生きたどの動物よりも大きな生物として認識されています。
全長は何と35mとも、もっと大きかったとも言われています。
が、この「言われている」というところがミソなのです。

実は、アルゼンチノサウルスの大きさは推定であって、
全身骨格が見つかっているというわけではありません。
これまで化石として見つかっているのは首の骨の脊椎骨、
後ろ足の長い骨の脛骨、骨盤の部分の仙骨など一部なのです。

その骨の大きさから割り出した全長が35m~45m程度というわけです。
もし、新たに化石が発掘されたら、アルゼンチノサウルスの大きさがはっきりわかることでしょう。

それにしても首の骨1つの大きさが130cmもあったというのですから、
大きいことにはケタはずれに大きな生き物だったことは変わりないようです。

ちなみに、「地震トカゲ」の意味から名前がつけられたセイスモサウルス、
そして「特大の竜」の意味から名前がつけられたスーパーサウルスも巨大恐竜として有名です。
いずれも、ジュラ紀の北アメリカに生息していた恐竜なのですが、
巨大恐竜は誰だ!?といった選手権の常連恐竜としてよくとりあげられる有名な恐竜です。

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