カテゴリー
人物・植物

琥珀から虫がみつかるのはなぜ?

琥珀の中に閉じ込められた古代の虫

琥珀は、樹の樹脂が固まって化石化したものです。
しばしば、琥珀の中から、昆虫や植物が見つかるのは、樹脂が土の上に流れ落ちる際に、
虫やその他の生き物たちが一緒に取り込まれてそのまま化石となるからです。

琥珀の中に閉じ込められた虫たちは、非常によい状態で保存されるので、
触覚や羽などが生きた当時のまま見ることができるものもあります。

昆虫や植物が入った琥珀は、まさにその時代を閉じ込めた
タイムカプセルのようなもので、「虫入り琥珀」と呼ばれています。

虫入り琥珀は世界中のコレクターからも人気が高く、かなりの高値で取引されます。