この時代には恐竜がいた、あの時代には三葉虫がいた、などと
46億年という地球の長い歴史を、私たちは区切りをつけて認識しているのですが、
どういう分け方をしているかご存知ですか?
ある化石がみつかると、その見つかった地層から時代を特定して認定をする必要があります。
そのため「地質時代」という一つのものさしではかることにしているのです。
地質時代には大きくわけて、先カンブリア時代、古生代、中生代、新生代とあります。
恐竜が生きていた時代は、中生代で、我々人類が今生きている時代は
新生代の完新世(かんしんせい)という時代にあたります。
ちなみに完新世という時代は、最後の氷河期が終わる1万年前から現在の時代をさしています。