「マンモス」という言葉は、“巨大さ”を表す形容詞として、
われわれ現代人にとってなじみ深い言葉です。
日本でも「マンモス校」や「マンモス都市」といった言葉で用いられています。
「マンモス」には①新生代に生きた巨大なゾウ、という意味と、
②「巨大な」という形容詞の2つの意味があるようです。
一体どっちが先にできた言葉なのでしょうか?
卵が先か、鶏が先か…といった話に似ています。
どうやら正解は①の「新生代に生きたゾウ」のようです。
マンモスという生物は、あまりに巨大であるため、これが派生して
“巨大さ”を表す形容詞となったのです。
名前そのものから言葉の意味を作ってしまうほど、
人間から見てマンモスは偉大で大きな存在だったのです。