わたしたちヒトも含めて、地球上ではあらゆる生物が日々存在し、進化しています。
さて、「進化」とは何でしょうか。
進化とは、「生物の形質が世代を追うごとに変化していく現象」です。
わたしたちも含めて、生物というのは不変なものではなく、
共通の祖先から長い年月を経て次第に変化していくと考えられています。
この仮説を提唱した人物で有名なのは、
チャールズ・ロバート・ダーウィン(Charles Robert Darwin)です。
彼は、イギリスの自然科学者であり、地質学者・生物学者でした。
『種の起源』という著書はあまりにも有名です。
ダーウィンは、自然選択によって、生物は環境に適応するように変化していて、
種が分岐して多様な種が生まれるものだ、と主張しました。
これを発表したのは19世紀半ば。
彼の主張は、「生物は神が創造した」という
当時主流の宗教的信念に真っ向から反発するものでした。
猛反発にあった彼の考えも、
現在では進化をはっきりと示す化石証拠が豊富に存在しています。