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バルティック琥珀の特徴③

バルト海産の多くの琥珀は、コハク酸とよばれる成分を含んでいます。
コハク酸といえば、貝類に含まれる旨み物質で有名ですが、
名前の由来のとおり、元は琥珀を熱分解して得た成分なのです。

琥珀酸を含むバルト海産琥珀

コハク酸はカルボン酸の一種で、英語ではsuccinicacidとよばれています。
「sccinic」という言葉は、ラテン語で「琥珀」という意味にあたります。

この言葉から、バルティック琥珀はスキナイトともよばれます。
だいたい、バルティック琥珀はコハク酸を3%から8%程度含んでいるといわれています。