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世界の化石産地【ランチョ・ラ・ブレア(Rancho LaBrea)】

・ラ・ブレア・タールピット(La Brea TarPits)とも呼ばれています。
・アメリカのロサンゼルスにある天然アスファルトが湧き出る浅い池です。

・ブレアとはスペイン語で天然アスファルト(タール)を意味します。
・1870年代、石油の採掘が行われていましたが、その後20世紀初頭から第4紀〜
最後の氷河期時代(約40000年前〜約4000年前)の化石が大量に発見されています。

・現在までに約350万点、650種類以上の化石が発見されています。
・地表に滲み出た天然アスファルトに動物が足をとられ、そのまま
化石化し、堆積したとこで良質で保存状態の良い化石となっています。

・ナマケモノ・ウマ・バイソン類などの草食動物から、
彼らを餌としたスミロドン・アメリカライオン・ダイアウルフ
などの捕食動物の化石が非常に多く発見されています。

・1977年に実業家のジョージ・C・ページの寄付によって建設された
博物館でランチョ・ラ・ブレアの化石を見ることができます。