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世界の化石産地【ナミブ砂漠(Namib Desert)】

・アフリカ南西部に位置するナミビア共和国の大西洋側にあります。
・東西に約50〜150㎞に広がり、南北に約1500〜2000kmにつづく
細長い砂漠です。

・約8000万年前に生まれた、世界で最も古い砂漠として有名です。
・アプリコット色の美しい砂漠としても知られています。

・生きた化石といわれる「ウェルウィッチア」が生息しています。
・ウェルウィッチアは、1億年程前に出現し、当時から現在に至って
ほぼ同じ姿をした植物化石です。

ウェルウィッチアは寿命が長いことで知られていて、
長寿なものでは2000年以上も生きることが可能です。
ナミブ砂漠でのみ生育し、生涯1対2枚の葉しかもたないといわれています。

・近年、オアシスのブランドバーグ(Branden-burg=炎の山)で、
4500年前の琥珀の中に閉じ込められた化石と知られている昆虫
「グラディエーター(Gladiator)」が現存することがわかりました。

・エディアカラ生物群の化石がみつかっています。
・1946年にオーストラリアのエディアカラから発見されたことで、
エディアカラ生物群とよばれていますが、1908年にドイツ人により
ナミビアの先カンブリア紀の地層からすでに発見されていたともいわれています。