アンモライト②

Posted by admin on 2012年5月4日 in アンモナイト, 中生代 |

ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、
海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?

青や紫色は希少とされるアンモライト(Ammolite)

それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。
西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、
白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして
大陸を東と西に二分する巨大な海でした。

東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸と
よんでいます。

その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれて
きます。

いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して
埋もれることになったわけです。

堆積された環境によって色がさまざまです。

現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトと
よばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。

アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質される
ことなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物
に置換することができたのです。

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